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切迫流産・早産の入院費用HEADLINE

「もしもこのまま入院になったらいくら払うことになるのだろう?」と心配されている方も多いと思います。私の入院体験をもとに、切迫流産・切迫早産での入院にかかる費用をご説明します。

一瞬びっくりしちゃう位の入院費用がかかります。

切迫流産・切迫早産に関係する入院費用の内訳を大きく分けると、
 ①治療にかかる費用
 ②入院中の食費
 ③差額ベッド代(個室代) 
です。

まず、①治療にかかる費用と②食費について。私が、2008年に切迫流産&切迫早産で入院した病院では、「①治療にかかる費用+②食費」だけで、入院1日につき平均で1万円ほどの入院費用がかかっていました。具体的には、入院5日の人(うち週末2日)は約7万円ほど、入院20日で約20万円ほど、入院30日で約30万円!! ∑( ̄[] ̄;)!ホエー!! の請求書が来てたんです。 もちろん治療の内容によっても請求金額は違ってきます。たくさんお薬を使っている人は、その分高くなるし、手術を受けた人もその分高くなります。しかし、切迫流産・切迫早産で、ウテメリン・ウテロンなど張り止めのお薬を点滴しながら安静にする、という治療内容の人は、だいたい上記のとおり1日1万円位の請求書が来ていたようです。

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ただし、これは、あくまでも「大部屋で差額ベッド代がかからない」場合で、上記①治療費+②食費 だけの話です。
個室を希望した場合は、この額にさらに③差額ベッド代が加算されることになります。私が入院していた病院は、4人以上の大部屋なら差額ベッド代は無料ですが、2人部屋で5250円、1人部屋だと10.500円の差額ベッド代がかかりました。
1カ月1人部屋に入ったとしたら、
③差額ベッド代だけで
10.500円×30日=315.000円!! 
①治療費+②食費も合わせると、1カ月約60万円!!! ~w( ̄▽ ̄;)wワオッ!! 
と、こんなに高額の請求書が届いてしまうことになってしまいます。


点滴したまま着替えられるパジャマ、あります。

点滴したまま着脱できるパジャマ

入院して初めて知る 高額療養費制度

上記を読んで、「うそーっ!!!高すぎる!!!(o ̄∇ ̄)o!!ガーン」とショックの方も多いと思います。でも安心してください。全額払わなくてもいいのです。詳しくご説明しますので、続きをよく読んでください。

健康保険には、入院や長期の治療等で医療費が一定の金額を超えた場合に、
医療費を払い戻してくれる高額療養費制度というのがあります。
つまり、医療費には1カ月当たりの上限が決められていて、それを超えた分は負担しなくてもよく、保険料(税金など)でまかなってくれる、ということです。これは、厚生年金保険でも国民健康保険でも、健康保険に入っている人なら誰でも使える制度で、後でお金を返したり保険料が高くなったりすることはありません。

70歳未満の方の自己負担額計算式
上位所得者
(標準報酬月額が53万円以上の被保険者及びその被扶養者)
150,000円+(医療費-500,000円)×1%
一般 80,100円+(医療費-267,000円)×1%
低所得者
(生活保護の被保護者や市町村民税非課税世帯などの方)
35,400円

自己負担額の上限金額は、上表の計算式によって決まっているのですが、上表・「一般」の方であれば医療費の上限は、月約8万円が上限ということになります。
つまり、切迫の入院費用のうち、①治療にかかる費用は、上限は約8万円でOKということです。
加えて、入院中の食費は、収入が「一般」の方なら1食当たり260円と決められています。
なので、入院1カ月当たりの食費は、1食260円×1日3食×30日=23.400円 ということになります。食費は、高額療養費の対象にはなりませんから、自己負担しなければいけません。
ということで、世帯収入が「一般」の方の場合、たとえ上記のとおり①治療費+②食費で30万円の請求書が来たとしても、実際には
①医療費約8万円(高額療養費の上限)+②食費約2万3千円=約10万円~11万円ほどの支払いでOKということです。詳しくは厚生労働省保険局作成のこちらをご覧ください。

高額療養費の利用方法については、病院によって違います。
私が入院したいた当時は一旦窓口では全額を支払わねばならず後日払いすぎた分を請求するという方法が一般的でしたが、現在では最初から窓口で高額医療費の自己負担限度額だけの支払いでOKという方法に変わってきているようです。病院によってどちらの方法なのか違うようですので、しっかりと確認してください。
もし、切迫流産・切迫早産で入院することになったら、必ず病院から高額療養費についての説明があるはずですから、詳しくは、病院の担当の方に聞いてくださいね。     

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それでも高い。切迫流産・早産の入院費

切迫流産・切迫早産で入院して、30万円の請求が来ても、支払いは1カ月約10万円でOK。
少し安心しましたよね。
とはいえ、1カ月10万円の出費ってとっても痛い。これが何カ月も連続で、となると簡単に払える額ではありません。しかも、この10万円には、差額ベッド代や入院によってかかる雑費は含まれていません。
もし、あなたが切迫流産・切迫早産で入院した場合のことを想像してみてください。
・旦那様やご両親があなたのところへお見舞いに来る交通費(タクシー代、電車代など)
・お見舞いに来た方の食事代(外食代)
・あなたへの差し入れ(雑誌、お茶、お菓子など)
・上のお子様を保育園に預ける保育料など
その他にもいろいろとお金が必要になります。
ただでさえ出産を控えてお金が必要なこの時期。できるだけ自宅安静のまま努力して、入院を避けられるように頑張りたいですよね!今後の症状次第では入院もあり得る、という方は今から資金を準備されておくことをお勧めいたします。

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