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   病院別 切迫流産・切迫早産への対応


下の表は赤ちゃんの状態に基づいて一般的に言われている、早産治療の目標指針です。
第1目標 妊娠28週(1000g)
第2目標 妊娠30週(1500g)
第3目標 妊娠34~35週(2000g)赤ちゃんが自分で呼吸できる
最終目標 妊娠36~37週(2500g)赤ちゃんが体温調節できる

一般的に妊娠34~35週を過ぎると、赤ちゃんは呼吸が自分で呼吸でき、36週~37週で体温調節も整うとされています。

万が一早産になったら切迫流産・切迫早産もしくはなんらかの妊娠トラブルによって、早産になったために自分で呼吸できない赤ちゃんは、専用の保育器と赤ちゃん用の人工呼吸器が必要になるので、NICU(新生児集中治療室)に入らなくてはいけません。
この場合、NICUがある病院で出産された場合は心配ありませんが、NICUのない病院で出産した場合はどうなるのでしょうか?

NICUのない産院で34週以前(赤ちゃんが呼吸できない状態)で分娩(早産)になりそうな場合、まずは子宮収縮を抑制する薬(ウテメリン・ウテロンなど)を点滴するなどして分娩が進行しないように努力します。

しかし、どうしても分娩(早産)になってしまいそうだと判断されると、
母体ごとNICUのある病院に搬送します。
私は第1子の時、NICUのない総合病院に入院していたのですが、
実際私の入院中に隣のベットの友達がいきなり破水して、彼女はそのまま救急車で別の病院へ運ばれて5時間後には帝王切開で出産!ということになりました。
破水するなりナースセンターはドタバタ。
看護師さん総動員で破水の処理、救急搬送の処理、家族への連絡などなどそれはそれは慌しく、担当医と一緒に彼女が病室から運ばれて出て行った後は、
私を含めて同室にいた患者まで異様に疲れていて、私は疲れと興奮からお腹が張ってきてしまいました。救急車

母体ごとNICUに搬送できない場合、
たとえば、分娩の経過が早い場合や、病院に来た時にはもう手遅れ・早産が回避できない!という時には、
仕方が無いのでその場で(NICUのない病院でも)出産することになります。
その場合NICUのある病院から小児科医と搬送用保育器が赤ちゃんを迎えに来て、出産するなり赤ちゃんだけその保育器に入れられNICUのある別病院へ搬送ということになってしまいます。
生まれてすぐに救急車にのって搬送されるということは、早産で産まれた赤ちゃんにとっては大きな負担でリスクが大きいといえます。
しかも苦労して産んでも赤ちゃんは産まれるなり別の病院へ行ってしまい、自分は出産した病院でそのまま産後の管理のため入院することになって、思うように赤ちゃんの顔を見に行くこともできず、とーっても辛い。
と、これまた、このケースになってしまった隣の部屋に入院していた友達が泣いていました。
病院
赤ちゃんは早産だった場合、少なくとも出産予定日ごろまでは入院する必要があるケースが多いです。もちろん、赤ちゃんの状態によるのでしょうから一概には言えないのですが、ママは通常なら1週間から2週間で退院することになりますから、ママの退院後、ママは赤ちゃんの顔を見に、または母乳を運んであげるために毎日NICUに通うことになります。

NICUについて詳しい記述は切迫流産・切迫早産の病院選びを参考にしてください。

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   「たらいまわし」にならないために


最近ニュースで、妊婦が救急車で運ばれる際に受け入れを拒否されるという問題が取り上げられています。
切迫流産・切迫早産と診断されている私たちは、いわば救急搬送に一番近いところにいるということにもなるでしょうか。
産婦人科医師を取り巻く状況が厳しく、周産期医療に都道府県によって差があるのは事実。
でも、ママになる私たちにできることは、その状況を嘆くことでも、医師を攻めることでもなく、ただ、赤ちゃんを守るために今なにができるかを考えることではないでしょうか。
事実、切迫流産・早産で長期入院を経験した私は、産科・小児科医の先生方の献身的な働きぶりを目の当たりにしていて、
事件がある度に一方的に病院や医師をを責める報道に憤りを感じるところがあります。

切迫流産・切迫早産を抱えている私たちが、今一番しなくてはならないことは、
救急の状態にしない。自己管理する。」ことだと思います。

夜間は普通にしていてもお腹が張りやすいものです。
病院も夜間は宿直の先生しかいない状態なので、ニュースの様に妊婦の受け入れができないということにもなります。
もしも、昼間に異変があれば、昼間の診療時間内に診察を受けるようにしましょう。無理して夜まで我慢してしまうと、症状が悪化しているのに受け入れ先がないということにもなりかねません。


また、日頃から体調管理に気をつけることはもちろん、
体を冷やさない、疲れをためない、極度のストレスを避ける、など、
常日頃から切迫流産・切迫早産の症状が悪化することがないように注意を払いましょう。


私も、2002年レモン・2008年イチゴを妊娠している間、自宅安静生活を強いられ長期の入院をした経験があります。その間産科のお医者様には本当にお世話になりました。
特に2008年イチゴの時は、総合周産期医療センターになっている病院でしたが、産婦人科の先生方の働きぶりには本当に本当に頭の下がる思いでした。
はっきりいって、お医者様は激務です。
かわいそうになるほど一生懸命に私たちのため、赤ちゃんのため働いていらっしゃいます。
お医者様だって救急搬送を断りたくて断っているのではありません。


自分の子供を守るのは、ドクターじゃありません。
ママ自身です。
赤ちゃんのためにできることを、精一杯やってあげましょう。

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